これまで省エネコンサルタントとして、普段の生活におけるエネルギー利用の分析、対処、改善提案などについて活動してきています。日々の生活環境の改善や多くの方との議論を通じて業務改善提案などを地道に実施しています。特に、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)と呼ばれる、高断熱能性をベースに高効率設備や太陽光発電パネルを装備した新しい時代の戸建てについては、所有する自らの家屋をZEH化し、その過程における温熱環境とエネルギーの相関関係について調査・分析して、その結果を書籍や論文として著す、またこれらの取り組みについて所属団体や会合等で講話するなどにより、その普及について活動してきました。
これまでの活動履歴
講演
●2024年2月21日(水)九州賢人会議所
「2050年カーボンニュートラルに向けて ~今、我々が取り組むべきこと~」
●2024年2月8日(木)木曜会(NTTグループOB会)
「ZEHによる安心・快適・健康的な暮らしの実現」
●2023年12月21日(水)考働経営セミナー(アルファービジョン)
「2050年カーボンニュートラルに向けて ~今、我々が取り組むべきこと~」
●2023年6月3日(土)洛友会九州支部(京都大学OB会)
「築13年家屋のZEH化にともなう温熱環境とエネルギーについての考察」
●2023年3月9日(木)木曜会(NTTグループOB会)
「2050年カーボンニュートラルに向けた取組み」
●2022年6月17日(金)ASK(アクティブシニア交流会)
「2050年カーボンニュートラルに向けた取組み」
●2022年6月11日(土)洛友会九州支部(京都大学OB会)
「2050年カーボンニュートラルに向けた取組み」
新聞等広報誌へ投稿
●2023年10月13日(金)共同通信より取材、全国地方紙19紙で掲載。
●2023年8月7日 九州電電同友会報「くす」「ギャラリスタンド」 「ZEHで快適な住まい暮らし」
●2023年10月 洛友会報(京都大学工学部電気系学科) 「ZEHで快適な家づくり」
●2023年(令和5年)5月5日 論文発表(サステナビリティ研究所) 「築13年家屋のZEH化にともなう温熱環境とエネルギーについての考察」 ⇒ ここをクリック
テレビ取材・放映
●2022年6月13日(金)19:30~ NHK「クローズアップ現代・電力クライシス」
この年の3月、日本の電力不足が露呈する出来事がありました。震度6強を観測した東北地方の地震の影響で一部の火力発電所が緊急停止、また季節はずれの寒波から電力消費量が急増し、東京電力管内と東北電力管内に初めて「電力需給ひっ迫警報」が出されたのです。政府は7年ぶりに「節電要請」を発出しましたが、需要者側として既にスマートな節電を実施していた我が家の取組みが番組で取り上げられました。
●2022年6月13日(金)6:30~ NHK「おはBiz」「Eyes on 電力ひっ迫 工夫で乗り切れ」
NHK渋谷とNHK福岡から受けた取材内容を元に、NHK「おはBiz」でも取り上げられました。
●2022年3月4日(金)19:30~ NHK福岡「TheLife」 「脱炭素社会の本気度 九州沖縄の現在地」
ソーラーロスが話題になる中、EVへの充電シフトに引き続き家庭内で昼間になるべく電気を使おうというテーマでNHK福岡からの取材を受けました。沖縄の宮古島でも既に大がかりな電気の自給自足のプロジェクトが実施されており、この状況も含めて番組として紹介されました。
●2021年12月24日(金)21:30~ NHK「ニュースウォッチ9」 「ソーラーロス」
九州電力から始まった太陽光発電出力抑制が物議を醸し出した時期に、需要者側の取組みとして経済産業省主導でEVへの充電シフトの実証実験が始まり、この実験に参画した我が家の取組みがNHKの全国放送で取り上げられました。
実証実験等への参画
●2022年11月~2023年1月
「令和4年度 蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業(ダイナミックプライシングによる電動車の充電シフト実証事業)」へ参画しました。この実証事業においては、実証実験参画の条件で導入したV2Hを活用して、充電モード、放電モード、EV走行モードの3パターンモードについて、各々の経済性などについてデータを収集、分析し、評価までを試みました。
●2022年9月
エコアイランド宮古島を訪問する機会がありました。自然とも共生する「エコアイランド宮古島宣言」を発表し、将来を見据えたエコアイランド活動を推進している現場の実態をつぶさにかんさつしてきました。
●2021年11月~2022年1月
2021年11月29日に「令和3年度ダイナミックプライシングによる電動車の充電シフト実証事業」への参画を条件にニチコン製V2Hを設置、2ヶ月間にわたる実証実験に取り組みました。増大する再生可能エネルギーに対して電力会社による発電制御のソーラーロスが社会問題になる中、消費量の大きいEVへの充電を昼間帯にシフトさせることによるその効果の検証でした。